こんにちは

こども農業部です。



毎日毎日雪かきでくたくたですが
こども達はとっても元気に雪遊びをしています。
今回の活動は豆腐作りです。


調理実習室に着くといつも置いてある場所にミキサーがありません!
大豆を細かくする為にミキサーを使う予定なのに!!
センターの方に確認すると『壊れてしまったんです…』とのこと。
ガーン
家に取りに行く時間はありません


すり鉢とすりこぎ発見!!これで行こう!
と、いう事で、実に原始的な豆腐作りをする事になりました

1日水に浸けて柔らかくした大豆をすり鉢で細かく潰していきます。
最初は大豆が飛んで行かないように上からトントン潰します。
『え?全然潰れないんだけど。』『無理じゃね?』
という声が聞こえてきてヒヤヒヤ

でも、こども達はすぐに工夫を始め
1人で2本すりこぎを使ったり、3人同時に潰す作業をしてくれました

少し時間はかかりましたが、大豆が細かく潰れました。
潰れた大豆と水を鍋にかけます。
もこもことした灰汁が大量に出てきます。
おたまや網じゃくしで取り除きながら煮ます。
煮えたらザルとさらしにあけて、豆乳を絞ります。
熱々なので、火傷に注意。
豆乳を鍋で熱して80度くらいになったらにがりを入れ
少しかき混ぜたら15分くらい待ちます。
この間、とある班のこども達が調理室の外に遊びに行きました。
時計を見ながら◯分になったら帰って来てね。と伝えました。
他の班の様子を見ながら、『そろそろ呼びに行こうか?』
と、話していると…。こども達が帰還!!!
お母さんとスタッフ感激!!成長を感じました。
その後、さらしを敷いたザルにあけて水気を切り
ふわふわと浮いている豆腐をギュッと固めます。
この工程で、こども達は気が付きました。
『え?あんなにあったのに豆腐ってこれだけ?』
想像の10分の1の大きさの木綿豆腐が完成しました。
豆腐を作るって想像以上の労力が必要なんですね。
さっそく食べてみると…
『うんまい!』『え?おいしいけどすぐなくなっちゃった』
豆の味がしっかりと美味しいお豆腐です。
保護者の方が家業で作っているお醤油を持ってきてくれて
みんなでお醤油をかけていただきました。美味しかったです!
ありがとうございます





スタッフは絹ごし豆腐を作ってみんなで食べました。
絹ごし豆腐は豆乳と同じ量で出来るのを見て
スーパーでは同じ価格で販売されているけど、原価率を考えると
木綿豆腐と絹ごし豆腐では全く違う事もわかりました。
想定外の事がありましたが、こども達の頑張りと工夫で
美味しいお豆腐を食べる事が出来ました!