【 みらいねっと弘前 ブログ 】

令和5年度 第2回 こどもの居場所づくりネットワーク会議開催

2023年7月24日、令和5年度第2回 こどもの居場所づくりネットワーク会議を開催しました。
 
津軽地域のこども食堂等の居場所づくりをおこなっている団体が定期的に集まり、情報交換等をおこなっておりまして、今回もたくさんの団体や学生さん、オブザーバーの皆さんにきていただき開催されました。
情報提供、情報交換したり、また今後のイベントについての説明をしていきました。
 
今回大きく話題になったのが「学習支援」。どこまでできるのか。
それぞれの団体で宿題等をやる時間はつくっているが、あきらかに学習の遅れがある子に対してどのような支援が必要なのかとても悩むとのこと。
週1回、月1回の活動の中でつきっきりではできないので、どこまで支援できるのか。
児童館や学童や放課後クラブでは、基本的には学習支援はしないことだそうで、宿題は基本的には家庭教育の一環ということでした。
家庭環境で勉強することが難しい状況にある場合、どのように支援したらいいのか。
なかなか難しい問題だなと思いました。
 
参加者の皆さんからの意見だと、勉強を教わるというより、自分から勉強したいと思ってくれるように「やる気スイッチ」をどのように持ってもらうかが大事なので、色々な大人に触れ、いろいろな経験をして、もっと学びたいと思ってもらえることが大事だという意見がありました。
今回参加した皆さんで、そのような機会をたくさんつくっていければ思っています。
 
また、気になるご家庭を見つけたときに、支援につなげる体制づくりも重要だという話にもなりました。
あとは参加者からでた意見として、夏休みなど長期休みに給食がなくなるので、痩せてくる子も少なからずいるということでそれに対しての支援もどうするかということでした。
子ども食堂等につなげたりも大事ですし、最近の全国の事例をみると、児童館などの夏休み期間子どもが集まる場所に、給食を提供している自治体も増えてきているようです。
共働きやひとり親だったりすると、毎日の昼食の準備やお弁当も大変なご家庭も多いようです。
確かにそのようなサポートとあるとうれしいかもしれません。
 
今回書いたことは昨日の話し合いの一部ですが、このようなことを皆さんで情報交換して、対策を考え、各団体で取り組んだり、自治体に提案したり、お互いの活動をサポートしたりなどして、こどもたちの居場所を強化しています。
また次回もこのような話し合いをしながら、地域を盛り上げていきたいと思います。